第三回十字軍 登場人物

■サラディン

尊称はサラーフッディーン、意味は「信仰の救い」
サラディンは尊称のヨーロッパ訛りで、本名ユースフ。アイユーブ朝を立てた人。
十字軍と戦い、90年ぶりに聖地エルサレムを奪還した英雄。
人情に篤く、優しく人格者で、イスラムどころかキリスト教徒にも好かれてた。
超がつくお人よし。
そしてよく泣く。
■リチャード1世 獅子心王(ライオンハート)■

戦争の事しか考えてないバカでジャイアンなイングランド王。
第三回十字軍にてサラディンをボコる。頭悪そうなのに戦争はSクラス。
サラディンの必死の抵抗により聖地を落とす事はできずに和平を結ぶ。
「リチャードはサラディンに惹かれていた」という本の記述で鼻血吹いた。

フランス王、フィリップとは公式カプ。
■アル・アーディル■

サラディンの弟。外交担当としてリチャード1世の交渉相手を務めた。
兄に負けないくらい人格者。アイユーブ朝を継ぎ、交易などで国を繁栄させた。
有能すぎるので兄のサラディンはアーディルを警戒し、重用しなかったらしい。
けど逆に信頼してた説を勝手に押して参るよ。
■フィリップ2世 尊厳王(オーギュスト)■

外交に長けた偉大なフランス王。策士かっこいい。
リチャードを利用してたが仲違いする。十字軍に参加するもすぐ帰った。
その後はリチャードの弟(ジョン失地王)を利用してリチャードと対立する。
リチャードの死後はジョンと戦い、イングランドの領地をドンガバチョと物にした凄腕。
■ボードワン4世■

ハンセン病に冒されたエルサレム王国の王。
美少年だった。
体の麻痺、失明をおしても国の為に政務を執り行う。
サラディンと戦って勝利を収めるがマイナーな為なかった事にされてる切なさ。
エルサレムをイスラム・キリスト教徒共存の地にしたいと理想を立て
サラディンと和平を結ぶも部下のやんちゃな行動で全てオワタ
24歳の若さで病没。死後、エルサレムはサラディンに奪還される。
ナースィル・リ・ディーニッラー

アッバース朝第34代目カリフ。
歴代カリフの中で最長の治世を誇る。低下しているカリフの権威をあげる為に奔走。
サラディンの勢力拡大を牽制する為にサラディンをいびる。大好きです。
裏で働きかけて物事を動かすタイプかと思いきや自分でも進んで情報収集したり
スパイいっぱいいたり色々怖い。セルジューク朝壊滅させてスッキリ。
 
 
◆カーディ・アルファーディル◆

サラディンの第一側近。通称α
お金を使いまくるサラディンに何度も胃を刺激されました。
半端なく苦労させられながらも生涯彼に仕えていた。
普段はエジプトの留守を預かっているが主君と共に従軍もする参謀。
◆イマード◆

サラディンの側近で書記官。通称おいたん。
シリアを拠点とするサラディンにαの代わりに付き従っていた。
常にサラディンの側におり、冷静な目で大げさに書いた伝記を残す(どっち)
◆バハーウッディーン◆

サラディンの側近で腹心で書記で相談役で外交担当(どんだけや)
サラディンの側について
彼の萌えエピソードをこれでもかと書き綴った。
バハーさんいいぞもっとやれ。