ルドルフ1世時代 登場人物



 ◆ルドルフ1世◆

ハプスブルク初の神ロマ皇帝となる(実質は皇帝ではなくドイツ王止まり)
無能だろうと見込まれて皇帝に選ばれるが、残念ながら無能じゃなかった。
ルドルフの皇帝選出を足がかりにハプスブルク家は勢力を拡大していく。
始祖、もしくは神君ルドルフと呼ばれている。元気いっぱいヤンキー55歳。
◆オタカル2世◆

プシェミスル朝の君主。43歳。
次期皇帝は間違いなく彼だろうと囁かれており本人もそのつもりだったのに
貧乏貴族ルドルフに奪われて悔しいボヘミア王。
ルドルフにウィーンも奪われて超悔しいから楯突くよ。
酷い目にあった。やめときゃ良かった。
◆ハインリヒ◆

正式にはニュルンベルク城伯フリードリヒ3世。
ホーエンツォレルン家当主であり、ルドルフとは旧知の仲だった。
ルドルフを王に選出するため働きかけていたが、その理由は個人的にルドルフに
惚れ込んでたから。惚気か。最後の最後まで彼はルドルフの味方であった。
◆アルブレヒト1世◆

邪魔者は排除すればいいじゃないですか。ルドルフの息子。18歳。
どうかバカ息子でありますように、というハイエナ選帝侯の願いもむなしく
ボンクラではなかった。
というかルドルフの息子全員が有能だった。
デオキリシボ核酸が仕事しすぎたので選帝侯は大体アルブレヒトに泣かされる。
父が遂げる事のできなかった夢を追う。
◆マインハルト2世◆

チロル伯マインハルト2世。有能な君主であり、チロルの最盛期を作り出した。
マインハルトの妻は元々フリ2の息子と結婚していたが、未亡人となって
マインハルトと結婚。彼の娘エリーザベトはアルブレヒト1世と結婚した。
何かと皇帝と親戚関係になっている。影の薄い弟がいるよ。
◆ルートヴィヒ2世熾烈公◆

ヴィッテルスバッハ家の怖い人。上バイエルン公にしてライン宮中伯で選帝侯。
ヴィッテルスバッハのお家芸、「身内争い」を弟と繰り広げる。
血縁者?ただのライバルですが何か?
最終的に兄ルートヴィヒはルドルフ派、弟ハインリヒはオタカル派に別れた。
飄々としてて掴みどころがないが、怒らせるとマジで怖い。よってこの二つ名。

◆ラースロー4世◆

アールパード朝ハンガリー王。薄幸の少年王としてその界隈では有名。
大貴族の力が強いハンガリーの王をやるのは大変だと身をもって教えてくれた。
か弱い王権ながら精一杯踏ん張るが、教皇庁の介入や国内の軋轢を
さばききれず、暗殺によって人生の幕を引く。

◆シャルル・ダンジュー◆

フランス王ルイ9世の弟。性格は残虐かつ冷酷で、生来の嫌われ者。
兄王ルイは「聖王」とまで呼ばれた人格者なのにどうしてこうなった。
しかし当時のドM達から熱い人気を獲得。
彼のファンだと公言してはばからない教皇MもドM。
恐ろしく切れ者で、イタリアで大暴れした結果シチリア王に。
世紀末覇者を目指すも、作りすぎた敵の前にあえなく散る。
◆フィリップ4世端麗王◆

フランス王ルイ9世の孫でカペー朝フランス王。ノーパン主義の超絶美形。
人と話す事が好きじゃないので彼のレジスト達が代わりに喋る。
フランスをフランスたらしめた偉大な名君。
晩秋深まる頃、ちょっと寒くなったのでテンプル騎士団でキャンプファイヤーしたらものすごく悪口を言われた。寒かっただけなのに。
◆エドワード1世鉄槌王◆

プランタジネット朝イングランド王。人生かけてスコットランドをぶちのめしたその生き様は「スコットランドへの鉄槌」と呼ばれる。
めちゃくちゃ身長が高く(190センチ)、その体格から武勇に優れた王。
かと思いきや頭も切れ、英王室屈指の名君と言われている。
超マイナーな13世紀だが、英仏独共に名君が居た豪華な時代。


■フリードリヒ2世■

ホーエンシュタウフェン朝の神聖ローマ皇帝。
趣味が本職で皇帝業はバイト。
その趣味は、動植物学、薬学、言語学、文化学、人体実験など多岐に渡る。
あまりの知識欲に「世界の驚異」と後に呼ばれた。
第6回十字軍のエルサレム無血開城により、そっち方面では平和を愛した文化的英傑として書かれる。肝心の神ロマ方面はバイトだから仕方ない。
■マンフレーディ■

フリ2の息子でシチリア王。
ものすごく父親に顔がそっくりだったらしい。・・・の割にはマンフは美形としての描写をよく見る(フリ2の顔面偏差値は高くない)
父が残した教皇との禍根を絶とうと奮戦するも、シャルル・ダンジューによって彼もろともフリ2の子は全て殺された。狩りと歌が大好きな好青年。







◆ハプスブルク家系図